YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

「自由になる」とは何もしないことではない

 YouTubeチャンネル「新貧乏ながら気楽な人生TV」のRYUさんが60代からの「自由」の概念を提唱しています。
 60代から自由に生きるための7つの条件 自由の概念を把握したうえでこれをクリアできれば誰もが自由に生きることができますよ


 7つの条件はこれです。
  1)自由とは何もない日々ではないことを理解する
  2)困ったことに直面したら調べて学ぶを実行する
  3)固定費や生活費を抑えお金を使わない生活を楽しむ
  4)働かなければならないから好きに働くへのシフト
  5)第二の人生を楽しむために最低二つの趣味を持つ
  6)ご夫婦の場合には夫婦で楽しめることもひとつ用意
  7)親離れ子離れが可能であるかの確認

 60代以上の何割かは退職金と年金があって働く必要はありません。すべての時間が自分のものになります。何もしなくてもいいのです。
 でもそれで自由になった、幸せになった、みんなから羨ましがられる、ということにはなっていません。
 やりたいことがやれる状態になったのに、それに飽き、やることがなくなって毎日がひまになり、落ち込んでしまう、そういう状態なら自由になったとは言えません。

 自由になるためには、問題解決のために常に学び、複数の仕事・趣味を持ち、お金と家族の問題をうまくコントロールすることが必要です。

 学びは最も基本的なことです。何か生活上の問題があればネットで調べれば何らかの解決策が得られるのでそれを実行します。

 また、自分自身はうまくやっていても、社会や家族からの制限があって自由になれるとは限りません。親の介護、子育て、夫婦関係についてそれぞれ対策を打つ必要があります。
 親の介護は十分調査して必要な手を打つしかありません。子育ては十分支援して何とか独立させます。夫婦関係をよくするため、いままで以上に相手を思いやる、手伝う、もてなす、という努力が必要でしょう。

 これだけの課題をひとつひとつ解決し、難しい場合は十分調査して問題をできるだけ小さくすることによって自由が得られるということだと思います。


 この7つの条件は60代からとなっていますが、子離れ以外は若い人にも当てはまると思います。

 「お金さえあればこんな会社をやめてセミリタイアし、自分の時間を全部自分のものにして自由な生活を送りたい、だから今は我慢してお金を貯めよう」と考えていると、セミリタイアしたときに定年後と同じ問題に直面し、こんなはずじゃなかったとなるでしょう。

 お金があればセミリタイアして自由になれる、とは限らず、その先にある問題に取り組む必要があります。

 RYUさんの場合は収入が少ないというお金の問題を、アルバイトやYoutubeの収入と徹底した節約でクリアし、次のステップに進んでいます。

 お金があったらと考えるのではなく、お金をうまくコントロールし、それ以外の問題に取り組むことで早く自由になれると思います。