健康寿命とは、「WHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間」です。(厚生労働省 e-ヘルスネットより)
最新のデータは2016年のものしかなく、72.14歳です。このときの平均寿命は80.98歳であり、差は8.84歳です。
2020年の60歳の平均余命が約24歳であることから、2020年定年世代の寿命は84歳です。健康寿命は、寿命と健康寿命の差が縮まる傾向にあるため、ざっとマイナス8歳すると76歳となります。
この数字を見ると、2020年に60歳で定年になってから定年後・老後をフルに楽しむために残された時間は16年に過ぎないことがわかります。自分が平均より健康なら20年、そうでなければ10年未満かもしれません。
健康寿命を意識すれば、いつまでも今の会社で流されるままフルタイムで働いていてはいけないと思います。遅くとも60代前半で自分なりの、何らかの行動が必要でしょう。
