YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

「この資料をチェックして欲しい」と言われたときの対応方法

 同じ部員が作った資料・一覧表のチェックならわかりますが、他の部員が作ったものをチェックして欲しいという依頼が来ます。
 それは作った人とその同僚・上司がチェックするものだろと思うのですが、わざわざ自分に振ってくるというのは理由があるはずなので、こんなときはぐっと抑えて一生懸命期待に応える努力をすべきです。
 再雇用社員としては、何か問題が起こったときに長年培ったノウハウを生かしてさっと解決するというのが心構えとして大事です。

 この仕事にはリスクがあって、チェック後に間違いが発見されたらお前が悪いと責任を取らされる可能性があります。他人に責任を押し付けるための依頼でもあるわけです。しかしたくさんの間違いを指摘でき、チェック後も間違いがなければ評価が上がります。

 まずはチェックできるものかどうか調べます。
 チェックできるものは、自分が持っている情報と、簡単に手に入る情報でざっとチェックします。大抵はこれで間違いが見つかります。

 チェックできない場合は、自分が情報を持っていないときです。再雇用社員は情報をもらえなくなるので「この情報がないのでチェックできません」「情報をいただいていないので手元にある○○○のみを元にチェックします」と回答します。もしかしたら秘密情報をもらえるかもしれません。

 複雑でチェックが難しい場合は、そのことを説明し、元の資料をわかり易く作り直すよう依頼します。どのように資料を修正すべきかも提案できるとよいでしょう。

 最近、社内の仕組みや技術をよく理解しないで仕事をしている人が増えています。とりあえずキーワードや項目を並べただけのような資料や、よくわかっていない派遣社員に作らせた資料のチェックを依頼する人もいます。

 再雇用社員はいくらでも時間があると思われており、気軽に依頼するようですが、そもそも必要な情報がなければ誰もチェックできません。

 かなり時間がかかりますよと予告した上でたっぷり時間をかけて調べ、間違いやおかしなところを洗い出して報告します。

 間違いだらけの資料を部外者にチェックさせることは問題だと思いますが、そういう反省は聞いたことがありません。
 こういう部分からも再雇用社員は派遣社員のような扱いになっていると感じます。