YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

再雇用社員に求められるパフォーマンスを考える

 会社が再雇用社員に対して一スタッフとして現場で活躍することを求めるということなると、そのパフォーマンスの比較対象は、だいたい給料が同じくらいの派遣社員になると思います。30代、40代のちょっとできそうな派遣社員というイメージです。

 派遣社員と比較されて劣るようだと、「あの人はいらないから代わりに派遣社員を入れて欲しい」ということになり、職場での立場が苦しくなります。これはぜひとも避けたいところです。
 派遣社員なみに仕事ができるというのは本来ハードルはかなり低いはずです。仕事の内容も質も違いますし、業務知識もあり社内事情も詳しいはずなので、多少TOEICのスコアで負けていても楽々勝てるはずです。

 それでも劣るように見られる場合は、再雇用社員にマイナスの要素があるためだと思われます。
 派遣社員は最初のうちは当然ながら「何でもやりますのでいつでもおっしゃってください」という姿勢です。どんな雑用も躊躇しません。頼むほうも派遣のほうがしがらみがないので何でも頼みやすいです。
 一方、再雇用社員は頼みにくい、使いづらい、といった不利な部分があります。仕事がなくても「何でもやりますので~」とは言いづらいところがあります。
 ただ、派遣社員にも3年でいなくなるという弱点があります。あるいはその前にもっといい条件のところに移っていきます。

 再雇用社員としては、口だけでも「何でもやります。がんばります」とできるだけ低姿勢でいて、社内情報を分析・研究しつつ、自分のスキルを活かした仕事を着実にこなすことで派遣社員並みのパフォーマンスを目指すというのはどうでしょうか。
 総合的に見て派遣社員より少しだけいい仕事をしている状態をキープしつつ、余った力を今後の勉強や副業やボランティアの開拓などの別のところにエネルギーを使っていく、という作戦でいこうかと思っています。