YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

高齢者になったら行政に頼ろうと思っていたが、できれば頼らない方がいいと思う

高齢者になったら施設の優待券とか、地元商店の割引券とか、バスの優待乗車券とか、いろいろお得なことがあると思っていました。
だから65歳になったらまず区役所に行って、どんなお得があるのか調べようと思っていました。

しかし行政のWebサイトなどをいろいろ見てわかったのは、行政にはお金がないことです。

・高齢者の数が増えた
・格差が開き、困窮している人が増え、そのサポートが必要

ということで、行政に頼る人が増えていると思います。

それなのに予算を増やしていないようです。
必要に応じて増やすのではなく、予算の範囲内で対応するというのでは一人当たりは減ることになります。
予算は本当に困っている人に回されている、あるいはそういう人にも十分に回っていない、という状況では、あまり困っていない人には回ってきません。


行政が生きがいとか健康とかを向上させようとしているのは、介護費を減らしたいからであって、サービスをしたいからではありません。
もちろんサービスすることで市民が喜んでもらえばいいですが、目的はあくまでも介護予防、介護費削減です。
介護サービスにお金が回っていないことがわかります。


そして、最近は非正規公務員が増えているらしいです。
正規の公務員を雇えないほど財政が苦しいということです。
行政全体のサービスレベルが落ちているように思います。

非正規だから落ちるというわけではないでしょうが、給料に見合った働きを求められるということでは、サービスレベルは落ちても仕方がないと思います。


もし経済的に困窮している、要介護になり困っている、というなら行政に頼るべきです。
本当に困っているのに、行政の世話にはなりたくないと我慢するというのはよくありません。

しかし自分があまり困っていないのなら、高齢者になったからといって行政サービスを求めてはいけないと思います。
高齢者であっても、自立できているうちは生きがい、健康、などを行政には頼らず、距離を取るべきでしょう。