YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

「投資で失敗する1番の原因は、途中でやめてしまうことです」はおかしいと思う

毎月3万円から資産1000万円を作る方法(マネーの達人)

投資で失敗する1番の原因は、途中でやめてしまうことです。
暴落に耐えられなくなったのか、急にお金が必要になったのか、理由はそれぞれですが、途中でやめることで負けてしまうのです。


この論理は「事業で成功しないのは途中でやめてしまうから」と同じです。

失敗するのは途中でやめるからではなく、
状況を判断する能力がないからだと思います。

暴落しても、政治状況、経済状況、相場状況を眺め、これは一時的な下落に過ぎないと判断できれば、落ち着いて積み立てを継続できるはずです。

逆に、ここでやめる、と判断すべき時があるかもしれません。
日本のバブル崩壊後のように長期間下がり続けることもあるでしょう。
そうなったら途中でやめることが正解かもしれません。
損をしたけれども途中でやめたから傷は浅かった、ということになるかもしれません。


また、「続けていればいつかは成功する」という考えだと老後の取り崩しができません。
老後になったら全員が取り崩すことになるはずです。
そうでなければ何のために投資をやるのかわかりません。
その時に投資をやめる(金額を減らしていく)ことになるので、やめ方を考える必要があります。
それはどうするのでしょうか。

仕方がないことですが、若い人ほど老後をリアルに想像できず、積み立てることしか考えていないと思います。
状況によっては撤退することも考え、いつ、どのように取り崩すのかを考えながら積み立てをすべきでしょう。