Wikipediaによると、
ロジカルシンキング(logical thinking)とは、一貫していて筋が通っている考え方、あるいは説明の仕方のことである。
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日本で育まれており、論理学に由来する考え方やコンサルティング業界に由来する考え方に分かれる。
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日本でロジカルシンキングや論理思考の概念が広まった契機は照屋・岡田以来、主にコンサルタント系の著者たちによりロジカル・シンキングのための様々なツールや手法が企業向けに提唱され、ビジネス書のブームとなったことにある。
以上のことから、logical thinkingは英語圏で広く通用する一般的な語彙ではなく、特定の経営コンサルティング会社あるいは業界用語とみなすことができる。
ということで、コンサル業界の業界用語らしいです。
検索すると、コンサル、人事関係のWebサイトの解説記事が見つかります。
【鍛え方】ロジカルシンキングとは?【簡単に言うと?】(kaonavi)
ロジカルシンキングとは、物事を体系的に整理して筋道を立て、矛盾なく考える思考法のこと。「論理的思考」と訳されます。
課題や問題について、
・要素別に仕分けして結論を導き出す
・さまざまな視点から分析を行い、解決策を検討する
などができるロジカルシンキングは、企業活動に求められる考え方です。
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ロジカルシンキングには、2種類の具体的手法があります。
・帰納法
・演繹法
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思考に関する代表的なフレームワークがあります。ここでは、その中で特徴的なものを説明します。
①ピラミッドストラクチャー
②ロジックツリー(3種類)
②-1.要素分解ツリー
②-2.原因究明ツリー
②-3.イシューツリー
これらの思考法は多くの人にとって、大学卒業までにほぼできているはずです。
ロジカルシンキングはそれを改めて確認し、さらに磨くということなのでしょう。
ロジカルシンキングは思考ツールなので、これを使いこなすことで効率的に正しい知識を得られるようになる可能性があります。
だからといって、必ず正しい知識を得られるとは限りません。
あくまでも手法、フレームワークであり、結果が出るとは限りません。
ロジカルシンキングを習得するのと、正しい知識を得ることは別問題ということです。