YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

成毛氏の「居場所」とは

「居場所」には、物理的な場所と精神的な場所の2つの意味があります。

居場所(コトバンク)
人などが住んでいる所。居どころ。人などがいるところ。
 ⇒物理的な場所
人が、世間、社会の中で落ちつくべき場所。安心していられる場所。その人が心を休めたり、活躍したりできる環境。
 ⇒精神的な場所


成毛氏は精神的な部分には触れず、物理的に自分の居るところ、趣味の作業をする場所をどう作るかついてあれこれ書いています。
俺たちの定年後 - 成毛流60歳からの生き方指南 -
「居場所を作る ~自宅を見直す~ 会社に行かなくなると、会社にあった自席がなくなる。端的に言えば、居場所がなくなる。そこで、自宅に居場所を設けることをすすめる。」(第2章)


普通、定年後の「居場所」を言うときは精神的な場所のことを言います。
定年で会社という精神的な居場所をなくしてしまい、それで精神的に参ってしまうのであれば、全力で次の居場所を求めて再就職するか、起業すべきと説きます。

成毛氏はこのタイプではありません。

つまり人によって違うということです。
会社や仕事場が精神的な場所となっていたかどうかで定年後の道が分かれます。

読者は自分がどちらのタイプかを考えた方がいいと思います。