社内にはいろいろなデータベースがあります。
たいていは、IDや型番を一つか数個入力して出力結果を見るような仕組みです。
中にはcsvやExcel形式でまとめてダウンロードできるものもあります。
csvやExcel形式で入手できるなら。そのデータを元に自分用のデータベースを作ることができます。データベースといっても少し大きなExcelデータでいいと思います。
社内のデータベースはIDや型番や商品コードだけが数値・記号になっていて、それ以外の情報は各担当者が自由に数字や文字を入れていることがあります。
このままだと再利用できないので、自由に入れられた数字や文字を解析し、自分用に分類してデータを作り直します。これはプログラムを作る、テーブルを作る、テーブルを作るプログラムを作るなどして何とか実現させます。
こうしてデータベースが完成すると、Excelのフィルター機能を使ったり解析するプログラムを作ることで、自分の欲しい形のデータを作れるようになり、色々な調査ができます。
データ作成を頼まれたときに、社内サイトから転記するのではなく、自分のデータベースから作成できると、あっという間に完成します。
あまりにも早いと不審に思われるので、少し時間が経ってから提出します。それでも、早くやってくれてありがたいと感謝されます。
こうすると作る資料の精度が上がります。「あの人のデータは正確」という評価が広がると、みんながそれに頼るようになります。
正確なデータを多くの部署に定期的に配布するとそれが標準データのようになり、他の資料がそれを元にチェックされるようになります。
こうなれば周りの人にも他部署の人にも、「あの人は仕事をしている」と言ってもらえると思います。