YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

年金の繰り上げ受給を考える

 再雇用で給料が半分になってまで今の職場にいたくない、もう働きたくない、という場合、年金を60歳から繰り上げ受給する方法があります。
 損益分岐点となる年齢は77歳くらいだそうです。自分は寿命が短いと確信しているなら、こちらのほうがいいかもしれません。
 仮に年金を250万とすると、3割の75万円が減収となります。少しアルバイトをする、節約する、退職金を運用する、を組み合わせ、足りない分は退職金を取り崩せばなんとかやっていけるかもしれません。

 今後再雇用の労働者に要求するレベルが高くなり、給料が安いのにそこまでできないよ~という人が増えれば、政府の思惑に反して繰り上げ受給が増えるかもしれません。

 一方、妻からの圧力もあると思います。夫の寿命が短くても、妻は長生きしそうであれば、遺族厚生年金の減額にもなる繰り上げ受給は絶対に受け入れられないでしょう。

 結局はつらくても再雇用の道を選ぶということに落ち着くのでしょう。これは10年後も20年後も変わらないのではないかと思います。

 

2022/8/11訂正
夫が繰上げをしていても、妻が受給する遺族厚生年金は繰上げ減額前の額が基準となって計算されます。