「LIFE SHIFT」の本の中に説明があります。
コーホート平均寿命は将来の医療技術の進歩や生活習慣の改善を考慮に入れて予測した数字です。
未来予測なので当たらない可能性があります。予想に反して寿命が全く伸びない、または逆に短くなる未来が来るかもしれません。
ピリオド平均寿命はそれらを考慮しない数字であり、厚生労働省はこちらを使っています。
考慮しないのでこれも当たらない可能性が高いです。
今から100年後を予測するのは難しいですが、20年後ならなんとかできないでしょうか。
厚生労働省が出している平均寿命の推移のグラフに2040年の平均寿命の予測が書いてあり、男性は83.27歳になっています。2019年からは2.22歳伸びています。
すると平均余命も3歳くらい伸びるかもしれません。
2020年時点で60歳の平均余命が24.21歳なので、27歳くらいになります。
死亡者数のピークは平均よりも少しあとになるので、今の60歳が死亡する年齢のピークは90歳くらいになるでしょう。
80歳から死亡者が急に増え、90歳まで増え続け、そこまでに大部分が死んでしまうというイメージです。