YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

日本のワーケーションは本来の意味からずれている

 コロナが終わったら1か月くらい、在職中に海外旅行をしたいと考えています。

 海外の会社なら1か月くらいの休暇を取るというのをよく聞きますが、日本ではあまりなく、普通は難しいと思います。

 仕事がすべて他の人でもできるものならお願いできるのですが、自分しかできない仕事があると、それをわざわざ説明してお願いすることになり、かなりの迷惑がかかります。

 しかしテレワークができるなら、週に2日×4時間くらい働いて自分しかできない仕事をこなすことができるかもしれません。どうしても必要なら打合せにも出られます。ただしコアタイムのないフレックスや半日単位で働ける制度があることが前提です。

 旅行先がヨーロッパで7時間の時差があるとします。
 6時から10時まで働くと、日本時間で13時から17時まで働くことになり、午後に働いているように見えます。その後10時から観光ができます。

 フルタイムの週5日勤務だと週4日休むことになるので有給の消化日数は16日となり、ちょっと多すぎます。
 週3日勤務なら週2日休むだけでいいので有給の消化は8日です。夏休みや祝日などが間にあれば5日くらいですみます。


 これってワーケーションとどう違うのかなと調べてみると、まさにこれがワーケーションらしいです。

ワーケーション(コトバンク)

一般に米国では、旅費・交通費などは労働者負担でオフィスを離れリゾート地などに行き、電話会議への参加・報告書提出などをこなしつつ休暇をとる形となっている。米国人はあまり休暇を取らず、取っても会社に電話連絡をするなど完全な休暇にならないことが多いため、公式に認められたワーケーションという形が2000年代に生まれたとみられる。

 

 しかし最近日本で言われているワーケーションはちょっと違います。

ワーケーションとは?(一般社団法人日本ワーケーション協会)

もともとは、ワークとバケーションの造語ですが、日本の実情に合わせて、必ずしもバケーションだけではない取り組みが各地域で行われています。
1. 休暇活用(観光等)型(Vacation)
2. 拠点移動型(不動産型)(Location)
3. 会議型(Communication)
4. 研修型(Education)
5. 新価値創造型(Innovation)
6. 地域課題解決型(Solution)
7. ウェルビーイング(福利厚生)型(Motivation)

 

 ワーケーションの本来の意味は、リゾートでの長期休暇中に仕事に支障がないように必要に応じてリモートで仕事をすることです。なのに、日本では短期休暇になり、場所がリゾートというよりただの地方になり、生産性アップ、創造性アップ、動機付け、など仕事が主体となってしまっています。


 自分は本来の意味でのワーケーションにチャレンジしたいと思います。